当院の睡眠時無呼吸外来

睡眠時無呼吸症候群イメージ

患者さまが将来健康でいられるかを決定する重要な要素として睡眠時無呼吸症候群があります。厚生労働省研究班のデータでもAHIが20以上の無呼吸の場合、8年生存率が60%という衝撃のデータがあります。言い換えるとAHI20以上の無呼吸の方が10人いた場合、8年後にはそのうち4名が亡くなっているということです。しかし残念ながら世間一般ではこの病気の恐ろしさはほとんど知られていません。このことから前職では睡眠時無呼吸外来をゼロから立ち上げ、啓蒙活動、簡易検査、入院での精密検査までを一貫して行い、多くの方の治療を行ってきました。

治療として効果が高く確立されたものとしてC-PAPが挙げられます。これは機器を夜間入眠中に鼻に装着して、呼吸が停止しそうになったら圧をかけて気道を広げるといったものです。その他軽症の方であればマウスピースを用いる方法もあります。
当院でも、健康寿命延伸のための最重要項目として精査、治療に当たらせていただきます。